笑いについて
笑いって、不思議な現象ですよね。
可笑しいことが起こると人は笑います。
「可笑しさ」には個人差があります。
そして多くの場合、それは自分の中の「当たり前」と、
目の前の出来事との間の矛盾が立ち上げる気持ちです。
でも一方で、当たり前の物事の可笑しさに
ふと気づくこともあります。
そんなときは、
「当たり前」より「当たり前」な何かが、
心の底にあるのでしょうか。
直感、とでもいうべきような。
また、人はあまりにも上手くいきすぎな物事を、
かえって可笑しく感じて笑ってしまうことがあります。
矛盾していないということに、かえって矛盾を感じるのでしょうか。
そうこう考えると、「意外性」こそが笑いの本質でしょうか。
そしたら、「驚き」と「笑い」の間にあるものは何でしょうか。
そして、ヒトは笑いますが、猫は笑いません。
笑いって、人の感じる様々な感情の中で、
一番謎に包まれていると思いませんか。